2017年11月19日日曜日

ゲームクリア感想95:アサシンクリードオリジンズ(PS4版)

公式サイト

本編の前作記事(シンジケート)
直近の前作記事(クロニクルロシア)

シリーズ10周年本当におめでとうございます。

約5年前、秋葉原のソフ○ップのワゴンで中古980円の初代を手に取ったという出会いの仕方をした私に祝う権利があるのかと恐縮ですが、その年(2012年)から新作は全て発売日に購っているのでお許し下さい。

約4週間費やしてようやくクリアしました。この時期にアサシンクリードの記事を更新していると、今年も年末がやってきたなという感じです。

今回はダウンロード版を購入しました。UBISOFTのゲームはメンバーズポイント目当てで大抵パッケージ版にするのですが、今回は何と発売日休暇を取得して、当日の0時から遊べるというダウンロード版限定のアドバンテージを楽しみました。蓋を開けてみれば予想以上の超大ボリュームだったので、動作面からしてもダウンロード版にして正解でした。

バージョン 1.05
難易度 Normal
プレイ時間 67:31:44(体感ではこの倍はあります)
トロフィー取得率 72%
操作パターン オルタネート(Twitterでフォロワーの方からアドバイスを頂きデフォルトから変更しました)

今回の記事からクリア時のバージョンを記入することにしました。


【良かった点】

◎マップの広大化に伴ったゲームプレイ面の改善

・アイテム拾いがほぼモーション無しで超高速化(重要アイテムは長押しでそれ以外はボタン一押し)

・敵に弓の照準を合わせるとダメージ予測が出る

・大抵の地形を登れるようになり、登れる場所探しというのがほぼ無くなった

・海戦の難易度が下がった(海戦自体が少なく、本編に数回ある程度)

・狩りがしやすくなった(まとまった数で群れてる上に向こうから攻めてきてくれる)

・動物に騎乗しながらでも普段とほぼ同じアクションが可能(騎乗しながらアイテムを拾えるなど)

・フルシンクロ完 全 撤 廃

など、快適に遊ぶための改善が加えられていて、ほとんどストレスなしで遊べました。
流石に傑作たる4のスタッフだけあるなという感じです。ダレがちなオープンワールドをより快適にモチベーションを保って遊べるようになっています。

基本どこでも登れるようになったのは味気なさもありますが、実際に遊ぶとかなり快適な仕様で、これを知ってしまうと旧作の登れる場所探しをしていた頃には戻れないかもと思います。
また、何だかんだとしぶとく残っていた賛否両論のフルシンクロ要素がとうとう完全に撤廃されました。個人的には演出とやりこみ要素を兼ねていて嫌いではなかったのですが、無ければ無いでこれも快適でした。ストーリー演出は犠牲になったものの、個人的には英断です。

○超超超大ボリューム

無限に続くのかと錯覚してしまうレベルのボリュームでした。間違いなく歴代最大です。
オープンワールドのゲームは「メインクエストの行き先になっている地域のサブクエストやアクティビティを可能なだけ終わらせてから次へ行く」というスタイルで進めているのですが、あまりにも終わらないので、終盤はダレる前にメインクエストだけに集中してやっと今月中にクリアしました。
クリアした今も、一歩も足を踏み入れていない地域や全く手を付けていない要素(闘技場やレース)があるので、下手すると来月中盤までかかりきりになっていそうです。

今から始める方は、中盤くらいまで進めたらサブ要素には程々に見切りをつけてクリアまで進めたほうが良いと思います。途中でネタバレを見てしまう前に……。

○過去作と繋がるストーリー

率直に言って、このシリーズにしては導入部分が今ひとつ盛り上がらないです。
ゲームスタート時からロゴが出るまでの優れた導入演出がこのシリーズの魅力でもあったと勝手に思っているので、ゲーム開始時はちょっとテンションが下がりました。

しかし、序盤少し過ぎまで進めると登場人物も増え、過去作に関連する演出などもちらほら出てきて次第にエンジンがかかってきました。中盤からはロケーションも広がってストーリーも壮大になり、終盤からエンディングまではまさにネタバレ厳禁の展開で感動しました。

物足りない点もありますが(後述)、キャッチコピー「すべてはここから始まった」に偽りはない内容で、ひとまず良かったです。物事の由来は意外とこういう感じだったりするよなぁという妙なリアリティを感じました。

○新鮮かつ魅力あふれる主人公

ゲーム開始時から既婚子持ちで信心深いという、ゲームには珍しいタイプです。大抵独身の若者で「神なんて必要ない! 俺は俺の足で歩く! 」みたいな日本のゲームの主人公とも「夜風が冷たい……クズどもばかりのこの世界と年老いた俺……」みたいな海外ゲームの老成した主人公とも違う新鮮さがありました。時代背景を反映させて、ナチュラルに神の名前を口にするのが格好良い。

初めは「吹き替えに違和感がある」という理由であまり好感を持てなかったのですが、堅物な一方でちょっとした冗談も言ったりするし、誰に何と言われようとも家族思いを貫く性格が良いです。初めは違和感があった吹き替えも、声優の熱演により次第に魅力的になりました。キャラクター解釈がばっちり。

○昼夜・環境変化

昼は見回りをしている兵士が夜には兵舎で寝ていたりなど、昼夜の変化で攻略方法も変わってきたりします。また砂漠では砂嵐に見舞われて敵の索敵能力が低下したりなど、ロケーションを活用していて臨場感があります。

○バトル

アクションRPG風になってマンネリから脱出しました。操作も軽快で、これといった不満はありません。ボス戦は体力ゲージが表示されるので、PSPのブラッドラインを思い出して懐かしくなりました。


【気になった点】

×さほど改善されていない点がある

・相変わらず「段差を下りる」がしずらい(何というか、段差のへりからスムーズに着地してほしいのに、上から思いっきり飛ぶか、一旦へりを掴んでポトンと落ちるかしかない)

・テキストが小さくて読みづらい(おまけに白抜きで、マップ上のテキストなどは背景に溶けてしまっている)

・アクティビティが単調

・地形ハマり(特に現代編はブラッシュアップ不足なのかよく引っかかる)

 諸々の事情でこうならざるを得ないとは思いますが、操作面は大革新とまではいかなかった印象です。

×やはり物足りなさの残るストーリーとテキスト

現代編は展開もテキスト量も物足りなかったです。もちろん興奮する内容はありましたが、更に混迷極まった印象です。あともう少しコンテンツがあって欲しかったところ。
というか、今回はメニュー画面から読めるテキストの類が無くなり、テキストは各地にある読み捨ての文書か、今後実装予定のディスカバリーツアーに割り振られた感じです。

ハッキリ言ってかなり寂しいです。移動の合間にメニュー画面を開いてテキストを読むのが好きだったのですが、作業量の割に読まれていないというデータでも出たのでしょうか。道中で読める読み捨て文書が記録されれば物足りなさも多少は埋まったと思います。

△索敵がちょっと難あり

今回は「タカの目」の代わりに本物の鷹(名前は「セヌ」)を使役して上空から索敵できます。敵や目的地をマーキングしたり、戦いの助力をしてくれたりと超有能な相棒です。
ただ、序盤は操作に苦労しました。生身の鳥なのでドローンのように思い通りには動かせず、索敵が面倒なものになっていました。バージョンが更新されて改善されましたが初期は移動スピードも遅く、それもまた面倒さを助長していました。

△(日本語版のみ)ローカライズがちょっと今ひとつ

翻訳テキストが硬い印象なのと、吹き替えが合っていないキャラクターが居るという2つの違和感があったのですが、一部声優の熱演と慣れにより気にならなくなりました。


【まとめ】

10周年にふさわしい集大成作品でした。これまでに登場した要素が一通り詰め込まれており、シリーズファンも初心者も楽しめる内容になっています。システムもストーリーも一新されており、シリーズ時系列も一番昔なので、今からシリーズに手を出すには最適です。
集大成ゆえに目新しさには欠けること・ストーリー面の不足感などから、今ひとつ満点! 超おすすめの良作! というテンションにはなりませんでしたが、10周年とリブートを兼ねた作品としてみると非常に良い内容でした。

わがままを言うならば、もう少しストーリーに余裕や無駄が欲しかったです。その辺りは今後の新作に期待します。もうここまで来たら結末を見届けるまで付き合うので、コンスタントに新作を出して欲しいです。

あとはプラチナトロフィーを目標に残り要素を進め、来年1月と3月配信予定のDLCを楽しみます。

何だか2年ぶりのシリーズ本編なのに、予想に反してテンションの低い記事になってしまいました。ゲームの世界に浸りすぎて日常の延長としてしか見られなくなっているのかもしれません。これこそゲームで言われる流入現象……?








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